あらためて思ったのは、人の流れが、実に効率的な流れ作業で処理されているということ。まず、律速段階(一番遅いステップ。人が溜まる)が受付になっているので、受付までの行列だけが長く、他は我慢できる程度の短さになっている。これが1番窓口。
そして、2番窓口で収入印紙を買う。いかなる手続きよりお金を出すのを最初にするのは流れ作業を円滑に進めるのに必須だ。これが最後のステップだったら、「あの、財布忘れますた…。」という輩に対処できない。
しかる後に書類に記入して3番窓口に。以前はここで交通安全協会の費用を徴収されていたが、払う払わないで時間がかかるせいか、別窓口になっていた。交通安全協会費は激減だろうな。
で、次が4番が視力検査。意外とよく見えた。僕のメガネは多分両目で1.0に矯正してあるのだろう。
そして、5番が住所の確認、6番が写真台紙受け取り、7番が写真撮影。写真はだいぶ適当になってしまった。「はい、撮りますよー。レンズの方を見てください」といわれ、レンズに映っている自分を見て「うわ、めっちゃえり曲がってる」と思ったものの、結局そのまま撮られた。えりの曲がった写真を5年間使うことになるとは。
最後に30分の講習を受けて、終わったらもう新しい免許がもらえる。実に早い。これが流れ作業の威力だ。
更新に行く人はたまにだからよいが、これをやりくりしている警察の方々は毎日2回もこんな流れ作業に付き合わなければならないと考えると頭の下がる思いだ。というか、僕は絶対やりたくないっす。