ライオネル・ファイニンガー

ひさびさに美術館に行った。
宮城県立美術館で3月1日までやっている「ライオネル・ファイニンガー展 光の絵画」を見てきた。

一言で言えば、ファイニンガーかっこいい!
展示は年代順で、カリカチュア、漫画から始まって、30代以降は油絵、版画を始める。主題が人物から風景へと移行していく。ここらへんかがかっこいい。僕のストライクゾーンだ。

キュビズム的な風景画の直線的な空の空間分割が、雲の切れ間から光が漏れているような神々しさ。色彩配置とコントラストは風景画のイデアといっても過言ではない。まさにかっこいい。インターネット用語的に言えば風景画2.0っといったところだ。近くで見ると分割線、テクスチャー、質感がおもしろい。少し離れると風景画的な空間のようなものが見えてくる。水面に映った建物をモチーフにした作品のコントラスト、明度配置がすばらしかった。

全ての造形は建築へと向かう。
という言葉が解説の中で引用されていて、ビビッときた。そうなんだよ。風景も建築的なわけだよね。そこがかっこいいエッセンスの部分かもしれない。

いやー。いやされたね。僕にはアートが必要だよ。ほんとにもう。今月中にもう一度行きたいくらいだ。

あと、建築的な立体作品を作りたいと思った。

  1. 久しぶりアートに触れることが出来てよかったですね。行くの大変じゃなかったですか?お疲れ様!        寿

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