ノスタルジア03 - 帰路帰路製作 : 2005年 01月 17日 毎日必ず通った階段と道です。 この向きから見るということはいずれも帰り道になります。 上の絵は消失点が画面の中心にあり求心的な構図になっています。 階段は舞台や映画でよく用いられるように、上下方向の動きを暗示します。 したがって消失点という奥行き方向の広がりと、上へ向かう階段という上方向への動きを併せ持ったイメージであるといえます。(後付けです。) 下の絵は地平線が画面の上端ぎりぎりにあるという変則的な構図です。 上部の圧縮された風景と下部の空間が対照的です。 上のイメージと下のイメージは同時進行で色を塗られています。 同じ色の部分は同じ時に同じ筆で描かれているという意味でつながっています。 |
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